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富山の都市デザインを徹底解説!大学から景観まで

富山の都市デザインを徹底解説!大学から景観まで

教育と実践が交差する富山モデルの全貌と、世界が注目するコンパクトシティの完成形を示すスライド

こんにちは。DAYFLOWです。

富山の都市デザインって最近すごく注目されていますよね。富山大学で新しく学部ができたり、コンパクトシティの成功例として教科書に載ったりと、気になるトピックが満載かなと思います。進学を考えていて偏差値が気になっている方や、将来建築士を目指して学べる環境を探している方、あるいは隈研吾さんが設計した素敵な建築物に興味がある方もいるかもしれませんね。

さらには、美しい街並みを支える都市デザイン賞など、富山には知れば知るほど面白い取り組みがたくさんあります。この記事では、そんな富山の魅力的な街づくりや教育について、地元視点で分かりやすくまとめてみました。少しでもあなたの疑問が解決して、富山をもっと好きになってもらえたら嬉しいです。

  • 富山大学都市デザイン学部のリアルな学びと特徴
  • 受験生必見の入試難易度や将来の就職先データ
  • 全国から注目されるコンパクトシティの仕組み
  • 街を彩る美しい建築や景観づくりの秘密

富山の都市デザインを学ぶ大学と教育

富山で都市計画やインフラを学ぶなら、やっぱり外せないのが富山大学ですね。ここでは、次世代の街づくりを担う学生たちがどんな環境で学んでいるのか、具体的な学部や学科の特徴、そして気になる入試や卒業後の進路について詳しく掘り下げていきますよ。

富山大学都市デザイン学部の特徴

富山の都市デザインを語る上で欠かせない知の拠点が、2018年に新設された富山大学都市デザイン学部です。理学部や工学部といった従来の枠組みを超えて、「地球科学」「都市・交通」「材料工学」を融合させた全く新しいスタイルの学部なんですよ。(出典:富山大学『都市デザイン学部』公式サイト)

この学部の最大の特徴は、なんといっても「デザイン思考」と「データサイエンス」をベースにした実践的な教育です。ただ机に向かって専門知識を詰め込むだけではなくて、実際に街へ出て観察し、分析して、チームでアイデアを出し合う。そんな社会のリアルな課題を解決するためのプロセスをしっかりと学べる環境が整っています。

富山市というコンパクトシティの先進地そのものが、生きた巨大なキャンパスとして機能している。そんな恵まれたロケーションで学べるのは、全国を探してもここだけかも。

都市デザイン学部のポイント

・2018年新設の新しい学部
・理学と工学を融合した学際的なカリキュラム
・富山市という実践的なフィールドを活用した学び

学べる3つの学科と専門性について

地球システム科学科、都市・交通デザイン学科、材料デザイン工学科の3つの学科の対象分野、学びの軸、主な将来像をまとめた表

都市デザイン学部には、ミクロな物質からマクロな自然環境までを網羅する、個性豊かな3つの学科が用意されています。自分が将来どんなアプローチで社会に関わりたいかによって、最適な学びの場を選ぶことができますよ。

1. 地球システム科学科
富山県って、深い海から標高3,000メートル級の立山連峰まで、高低差がすごい自然の宝庫ですよね。このダイナミックな自然をフィールドに、地震や火山、気象などの地球科学を網羅的に学びます。災害大国である日本において、防災や減災のプロフェッショナルを目指す人にぴったりの学科かなと思います。

2. 都市・交通デザイン学科
こちらはまさに、街づくりそのものを学ぶ学科。土木工学や都市計画をベースに、インフラの設計から交通課題の解決まで幅広く探究します。住民参加型のワークショップを企画したりと、ハード面だけでなくソフト面の都市マネジメントも学べるのが魅力ですよ。

3. 材料デザイン工学科
富山といえばアルミなどの金属産業が盛んなものづくりの街。この学科では、インフラを支える新しい材料の開発を、基礎から産業応用まで総合的に学びます。社会を根底から支えるエンジニアを目指すなら、ここはすごく面白いはず。

気になる偏差値と入試の難易度

進学を考えている方にとって、一番気になるのが偏差値や入試の難易度ですよね。国立大学の理工系学部としては、比較的チャレンジしやすい標準的な難易度と言えるかもしれません。

あくまで一般的な目安となりますが、学部全体の偏差値帯はおおむね42.5〜50.0、共通テストの得点率は51%〜63%の範囲で推移していることが多いようです。

注意点

ここで紹介している偏差値や得点率は、あくまで一般的な目安としてのデータです。年度や受験方式によって変動するため、受験に関する正確な情報は必ず大学の公式サイトや募集要項をご確認ください。

学科試験よりも、街づくりへの本気度や合意形成能力を問う「面接」を重視していることを示す天秤のイラスト

特に注目したいのが、「都市・交通デザイン学科」の個別試験(2次試験)です。なんと学科試験を行わず、高い配点比率で「面接」を課しているんです。これは、ペーパーテストの点数以上に、「本当に街づくりへの情熱があるか」「いろんな人とコミュニケーションをとって合意形成できるか」といった人間力や倫理観を大学側が重視している証拠ですよ。

建築士などの資格取得と就職先の実績

大学で学んだことをどうやって将来の仕事に繋げるか。富山大学都市デザイン学部は、実社会に直結する資格取得のサポートも手厚いんですよ。

特に「都市・交通デザイン学科」では、一級建築士の受験資格(所定の実務経験等を含む)を得ることが可能です。ただし、建築系の授業の一部は高岡キャンパスで行われたり、設計演習などには定員があって選抜試験があったりするので、早めの情報収集と準備がカギになりますね。

学科名 主な就職先・進路の傾向
地球システム科学科 気象庁、国土交通省、地方公務員、環境コンサルタントなど
都市・交通デザイン学科 まちづくり関連の行政、鉄道会社、ゼネコン、都市計画コンサルタントなど
材料デザイン工学科 自動車、鉄鋼、非鉄金属、化学プラントなどの製造業

就職先も本当に多岐にわたっていて、国家公務員から地元の優良企業、大手ゼネコンまで、それぞれの専門性を活かして社会に羽ばたいています。大学のキャリア支援センターでは年間3000件もの求人情報が提供されるなど、実学を重んじるサポート体制はかなり心強いかなと思います。とはいえ、人生の大きな選択になりますから、最終的な判断は専門家やキャリアカウンセラーにご相談くださいね。

キャンパスの環境と学生からの評判

実際に通う学生さんたちのクチコミを見ていると、富山ならではの環境を絶賛する声が多いんです。「コンパクトシティの先進地で直接学べるのが決め手だった」という声や、「地方の交通課題を解決するリアルな現場がある」といった、実践的な学びに魅力を感じている学生がたくさんいます。

メインとなる五福キャンパスは、富山駅から路面電車で約20分。中心市街地からのアクセスも良くて、「初めて来た街なのに安心感がある」「適度な田舎と充実した学習環境のバランスが最高」と、生活面での評判も上々ですよ。

立山連峰を望む美しい景色の中で、リアリティのある防災や都市計画を学ぶ。まさに充実のキャンパスライフ、といったところですね。

富山の都市デザイン政策と魅力的な景観

大学での研究だけでなく、実際の富山市の街並みも都市デザインの実験場として見どころがいっぱいです。ここからは、全国的にも有名なまちづくりの政策や、思わず写真を撮りたくなるような魅力的な建築物、そして景観を守る独自の取り組みについてご紹介しますね。

コンパクトシティのお団子と串戦略

便利で快適な公共交通網と徒歩で暮らせる駅周辺の生活拠点を組み合わせた「お団子と串」戦略の解説

富山市の都市計画を語る上で絶対に外せないのが、「お団子と串」のコンパクトシティ戦略です。日本の都市計画史に名を残すレベルの、すごく画期的なアプローチなんですよ。

かつての富山は、車社会の発達で郊外にどんどん街が広がってしまい、全国の県庁所在地で最も人口密度が低いスプロール化という問題を抱えていました。これによって、バスや鉄道などの公共交通は衰退し、車を運転できない高齢者などが生活しづらい街になってしまったんです。さらには、広がりすぎたインフラの維持費(除雪や水道管の管理など)が市の財政を圧迫するという深刻な危機がありました。

そこで市が打ち出したのが、「串(LRTなどの公共交通)」と「お団子(駅や停留所から徒歩圏内の生活拠点)」を中心とした集約型の街づくりです。強制的に郊外の開発を禁止するのではなく、「まちなかや駅の近くを便利で魅力的にして、自然と人が集まるように誘導する」というソフトな手法をとったところが、富山モデルのすごいところかなと思います。(出典:富山市『富山市のコンパクトシティ政策』)

LRT整備がもたらした交通の革新

駅の高架下を貫通して南北の路線が完全に接続し、街の回遊性が向上した次世代型路面電車(LRT)の解説

「お団子と串」の「串」にあたる部分を劇的に進化させたのが、次世代型路面電車のLRT(Light Rail Transit)です。街なかを走るあのスタイリッシュな電車、見たことありますよね。

2006年に開業した「富山ライトレール(ポートラム)」は、利用者が減っていたJR富山港線を見事に蘇らせた日本初の本格的LRTです。車両の段差をなくしてバリアフリー化したり、待ち時間を減らしたり、デザイン性の高い駅を作ったりしたことで、利用者がV字回復する奇跡を起こしました。富山の路面電車事情についてもっと詳しく知りたい方は、富山のLRTに関する詳しい解説記事もぜひ読んでみてくださいね。

南北接続のドラマ

2020年には、ずっと富山駅の高架で分断されていた駅北側のポートラムと、南側の市内電車(セントラムなど)がガッチリ繋がりました。これによって南北の移動がめちゃくちゃスムーズになり、街の回遊性が一気に上がったんですよ。

隈研吾が手掛けたTOYAMAキラリ

世界的な建築家が手掛けたTOYAMAキラリの紹介と、景観を育む「うるおい景観とやま賞」の仕組み

街なかの「お団子」の魅力アップに大きく貢献しているのが、中心市街地にある「TOYAMAキラリ」です。世界的な建築家である隈研吾氏が設計を手がけた、富山市ガラス美術館や市立図書館が入る複合施設ですね。

外観は、立山連峰の氷の岩肌をイメージしたような、御影石、ガラス、アルミがモザイク状に組み合わさった斬新なデザイン。太陽の光の当たり方でキラキラと表情を変える姿は、まさに都市のランドマークです。館内の詳しい見どころについては、TOYAMAキラリの訪問レポートでもご紹介しているので参考にしてみてください。

一歩中に入ると、富山県産の杉板を使った温かみのあるルーバー空間が広がっていて、斜めに貫く巨大な吹き抜けが本当に圧巻。隈研吾さんの「街っぽい建築」というコンセプト通り、図書館と美術館がシームレスに繋がっていて、ついつい上の階まで歩いてみたくなる素敵な空間ですよ。

景観を育む都市デザイン賞の取り組み

富山の街が美しいのは、行政が頑張っているだけじゃありません。市民や企業が一体となって景観を守り育てるための、いろんな工夫や賞があるんです。

代表的なのが、富山県が主催する「うるおい景観とやま賞」です。歴史的な建造物を長く大切に保存している活動や、新しくて周辺環境にマッチした建築物、さらには景観に配慮した企業の看板(景観広告賞)などを表彰しています。

富山の看板って、原色を避けて落ち着いた色合いのものが多いと思いませんか?ああいう上品で落ち着いた街の雰囲気は、こうした細やかなデザイン誘導の賜物なんですね。

富山の都市デザインが描く未来の姿

大学の知の拠点、行政の都市計画、市民の景観意識が交差する、持続可能な未来の都市を描く三位一体の図

ここまで富山の素晴らしい取り組みをご紹介してきましたが、もちろん完璧というわけではありません。

コロナ禍で公共交通の利用者が減ってしまったり、まちなかに図書館や美術館などの立派なハコモノができた一方で、日常の買い物はやっぱり郊外のショッピングモールに頼ってしまうという「理想と現実のギャップ」があるのも事実です。車社会のライフスタイルをすぐに変えるのは、なかなか難しいですよね。

でも、そうした課題に直面しているからこそ、富山の都市デザインは常にアップデートを続けています。ハード面(インフラ整備)からソフト面(市民の行動を変える仕組みづくり)へと重心を移しながら、持続可能な未来の都市モデルを探求しているんです。

富山大学という研究機関があり、行政の明確なビジョンがあり、そして市民の景観への意識がある。この三位一体の「富山モデル」は、これからの日本が直面する人口減少社会を前向きに生き抜くための、すごく大切なヒントを私たちに教えてくれている気がします。

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